>気になるのは昨年の4/6を基点とした持ち合い圏において、大まかに、高値間は二度の下押し、
>所謂W底を描いて再度高値に戻ってたのですが、今回は11/27と12/18をW底に再度高値には
>戻りきれず下落してる点ですね。
2010年最初の月が終了しましたが、戻りきれずに下落→下値更新、という典型的なパターン示現で、とうとうザラバ125円割れという展開になりました。
火曜、木曜あたりは限定線から立ち上がる一面も有り、特に火曜は変化日とも相まって、反転か?とも思いましたが、長い日足で逆反転。
来週は火曜、水曜と変化日が並んでいるので、このあたりで転換するかどうかですが、ここまで来ると、中期的下落波形成にも要注意でしょうか?
ユーロ円終値125.1x
月足
>読みとしては、来月が変化月となってますので、来週下落なら来月反転としても、もう少し下値拡大する可能性が考えられますね。
>逆に、来週ここから戻り、下ヒゲ出せば、重要な値位置127を付けた事と併せて、来月のローソク足は転換線戻りを目指すかもしれませんが.....
>そういう意味では、月足の終値を決める来週は重要な週となりそうです。
さて、先週は強い下落継続で、何と月足大陰線を付けてしまいました。
下ヒゲ30pips程度の大陰線に加えて、127あたりに展開する限定線も下抜いてしまいましたので、やはりここはもう一段下げるのかどうか?...注意が必要ですね。
来月は昨年持ち合い高値の6月からの一節9ヶ月目ですので、ここで下値更新の上、反転するかどうかを確認したいですね。
週足
>このチャートを見る限りは移動平均線版も含めて非常に弱含みに見えます。
>週足としては、この下は124円台の陽連限定線が抵抗ラインとして意識されそうですが、それまでに(日足レベルの抵抗線において)反転するでしょうか?
>昨年4/6週からの持ち合い圏においては、ほぼ9週毎に転換してますので、先週の下値をベースに今週は反転するかどうかが注目となります。
>週足的には先の陽連限定線128に戻れないようだと(日足的にはさらにその上の値位置なんですが)、124円台までの下落に要注意ですが、
>逆に戻れた場合は継続上昇の期待が出てきますね。
週足は陰線続きとなり、昨年4/27週、陽連限定線124.3には届かないものの124.8台をつけました。
昨年4/6戻り高値から4/27、7/6と下値を切り上げましたが、その後8/3戻り高値からは、9/28、11/23、そして先週、と下値を更新。
チャートで見ると、①~⑤まで、の下値はトレンドラインで結ぶ事が出来ます。
変化週としては、先々週の9週区切りが一週間延長してますが、先週はこの微妙な下落の開始点と見られる8/3戻り高値からの一期26週目でした。
月足ではもう一段下落するようにも見えるのですが、週足的には、ここで反転してもおかしくない日柄ではありますね。
日足
>まず、基本数値による転換、それと30日という対等数値も全て反応せずでした。
>結局一陽介在六陰連を付けて下値切り下げ中ですので、反転兆候はまだ見えてません。
>上に書いた通りで、月曜、火曜に変化日が並んでますので、ここで反転する可能性はありますね。
>特に、遅行線は月曜に12/18下値に到達しますので、このあたりから実線の上昇に沿って反転上昇してもおかしくないのですが.....
>また、下値切り下げ継続とした場合、次の節目としては、126割れにおいて陰連限定線が位置してます。その下は124円台ですね。
>下値切り下げの場合、下値目処はどこでしょうか?
>一目均衡表の値幅観測を使ってみましたが、どうもしっくり来ません、というか、11/27や12/18の下ヒゲが長すぎて、
>これらの下値を基準に考えた場合、かなり下値の数値が弾き出されてしまいます。
>しかし、ヒゲをカットして、129あたりの実体線で考えた場合、N計算値は125と弾き出され、何となく125.8xの陰連限定線に下ヒゲというパターンに嵌りそうです。
月曜は陽連限定線を下値に立ち上がり、変化日の可能性と併せ一瞬反転か?...
とも思わせましたが、火曜の変化日は上値を更新した上で反転下落、大陰線形成の上、下値更新...と、変化日を証明し、水曜は下ヒゲ陰線カサ。
木曜は127円陽連限定線を付け、またもや反転兆候を見せましたが、維持できず、下値更新。
金曜はさらに上ヒゲ伸ばすも下値更新陰線で終了....と、反転兆候をことごとく打ち消して陰線引け.....と、またもや弱含みで反転兆候を残さず終了。
昨年の持ち合い最下値、124.3xも目前に迫りました。
ここを割れると、持ち合い下値割れとなります。
先週はN波の目標値位置を計算するのにB点の下ヒゲが気になってましたが、下ヒゲを気にせず計算してみますと、N計算値で122.88と、ほぼ123円を指し示してます。
124.3xを割れてしまった場合、一番近い目標値位置は123円あたりという事になりますね。
来週は1/11戻り高値を軸に16日の対等数値の変化日が月曜。
12/4戻り高値からの一期二節42日目が火曜。
12/18下値からの一期一節33日目が水曜。
と、やはり週前半に変化日が並んでます。
11/27、12/18のように大きな下ヒゲを出してくれれば解りやすいですが..........
ここまで。
>長時間足になればなる程地合いの弱さが目立つチャートとなってますが、いよいよ、日足においてもレンジ下限を下抜けようとしてます。
>時間的にはそろそろ陽線が出始めても良い頃なんですが、その戻りが129乗せに失敗した場合、再度下落となる可能性が高いと思います。
先週はギリシャ問題からユーロ下落が止まらず....
ドル円は何とか日足雲の上限割れを回避しましたが、ユーロドルは限定線割れで大きく下落。
ユーロドルは六ヶ月、半年をかけて上げて来た値位置をここ二ヶ月で戻してしまっており、週足を見ると陰連限定線1.36台までは下落しそうな雰囲気です。
ドル円も月足、週足、日足共に遅行線は逆転しており、日足のみかろうじて実線が好転維持という弱含み状態。
そう考えるとユーロ円の月足、週足の下落継続の雰囲気と併せて、日足は転換の様相を醸し出したとしても、もう少し下落進行するかもしれません。