>ギリシャ問題はEU全体の財政問題にまで拡大してますね。
>ギリシャ問題そのものには何とか解決策が見つかりそうとしながらも、他国の問題やらいろいろな懸念が噴出してきてます。
>ユーロ買いにはドルも円も売られるという展開なので、チャートがなかなか安定してきません。
>先週末金曜も相当荒れた相場となりましたので、来週月曜の調整も荒れそうな気配か。
ユーロ円は久しぶりのナイアガラでした。
今後はこの下落が何処を目指しているのかを再度検証する必要がありそうですが、値幅計算難しそうな波動ですね(汗)
来週はこの下落波が落ち着いていくのか、はたまた次の下落を誘うような値動きとなるのか。
当面は、慎重な観察が必要な感じですね。
ユーロ円終値116.5x
月足
>来週は5月月初のスタートを切りますが、相変わらず気になるのが以前書いた遅行線が先行スパンに対して逆転した場合すぐに戻れるものなのか?
>と言う点ですね。月足の予測テーマはこれに尽きると思います。
第一週からイキナリ大陰線引いて今年の安値更新です。
月足の値幅も2008年の暴落時と同等と、かなり荒い値動きですね。
しかし、月足は昨年来からのいろいろな疑問にある種の答えが出てます。
先週書いてる遅行スパンの疑問もそうですね。ユーロドルも同じ展開ですが、やはり遅行線が雲下に飛び出した場合は、すぐには戻れない。
また、RSIは以前ずっと書いてましたが、やはりRSIトレンドラインで反転しました。
さらに、チャートのトレンドラインにも到達しましたので、もやもやしていたものはこれでスッキリした感じがします。
今後のテーマとしては、トレンドライン①②のどちらに反応していくのか。
②は既にした抜けしてますので、やはりここは中期的に①に寄せて下落パワー出し切りとなるのか?
月足を短時間足に見立てた場合、やはりこの一撃下落で終わるとは考えにくいですね。
特にMA13が柳流れの型となりそうですから、そうなるとやはり今年後半は①に寄せて行くのだろうか?
週足
>相変わらず、終値は転換線割らずなので、方向感が見えてきませんが、ジリジリと下値拡大しなから、
>しかし値動きは戻しの様相も含まれて来たという感じでしょうか?
>来週は5月月初ですが、MA5&13の真ん中に値が落ちた所から始まりますので、まずはどちら方面に抜けるのかを確認したい所です。
結局、基準線に到達する事無く、下落拡大しました。
RSIは50に戻せず下落の図となってますので、ここは一旦エネルギーを出し切る下落となる可能性は有りますね。
こちらも、やはり値幅が大きいので、チャートが落ち着くまで、予測の難しい展開が続くかも?
日足
>遅行線は好転継続ですが、月曜火曜と胴の短い日足をなぞりそうな気配。
>ここからスルッと逆転しないか月曜火曜の値動きが気になる所。
>来週は雲の上限がどんどんと下がって来ますので、遅行線が好転維持なら実線も好転しますね。
>さらに金曜は先行スパンのねじれにあたります。
>時間観測的にも4/2高値からの一期26日目ですので、雲中の荒い展開から、上か下に抜けていくのは間違いないと思います。
>ちなみに、ユーロドルなんかを見ると、こりゃ下落加速カウントダウンだと見えたりするんですが、その場合ユーロ円はどうなるのか?
>ドル円の爆上げが無い限りはユーロ円主導でクロス円下落なんてシナリオもありうるような気もしますね。
日足はドンピシャの予測でした。
まずは遅行線逆転のポイントが大当たり。日足は4/2の高値から激しい上下を繰り返しながらも段々と頭が重くなってきてましたから、先行スパンのねじれ前に雲下に抜けてしまうのではないか?....という予測が立つ訳ですが、果たしてその通りとなってます。
実際は雲の下に抜けて行ったのは、4/2高値からの一期の1日前でしたが、この変化日を「加速」と捕らえれば、どちらでもOKという事ですね。
さらには、ユーロドルの見立てもドンピシャですね。あまりにも粘り過ぎていたという読みが当たってました。
さて、来週の値動きですが、先週金曜終値は転換線までも戻せなかった事を考えると、元の相場に戻る様相は今の所見えません。
まずは値幅が正常に戻るのかどうか?
ここからの確認となりそうです。
ここまで。
>ユーロドル月足、胴を作って陰線確定。弱含み継続。やはりここは加速を見ないと収まらないか?
>ユーロドル週足、こちらも遅行線雲の下限割れで、いつ加速してもおかしくない領域に突入。ここからジリジリ上がるとはあまり考えられないか?
>ユーロドル日足、ユーロドルは日足だけ、上下しながら下値をジリジリと落とすという展開です。上げる時も勢いが有るので、方向感が狂いやすいですが、
>下値拡大しながら、転換線乗せに失敗しているという点が要注意か。
ユーロドル月足、一気に加速してます。もう月末のような足型ですが、今月はこれがどうなっていくのか?
ユーロドル週足、こちらも加速。流れを見る限り、一旦戻したとしても下落継続しそうな雰囲気ですが、RSIは2008年の下落時より微妙に下げてます。
このRSIのみが反転の可能性を示唆してますが、さて、どうなるか。
ユーロドル日足、火曜~木曜は「三空叩き込み」という下落の型ですね。ユーロドルで出るのは珍しいです。
三空叩き込みは、下落終盤で出るとされ、二空までは埋められると言われてます。空というのは日足の繋ぎ目の窓の事です。
このチャートに当て嵌めると5/4の終値辺りまでは、戻すのではないかと言う事になりますが、一目で見ると、ちょうど現在の転換線付近となります。そこから先は地合次第。
>ドル円月足、転換線&MA13に乗せた所。十字に近い陽線の繋ぎ線。それ以外は弱含み継続。ここから遅行線は実線五陽連下を通貨するので、
>好転まではもう少し時間がかかりそうか?
>ドル円週足、またもや終値ベースでは雲の上限越え失敗。遅行線は好転しているものの、上昇波動が弱いか?、ここ数週間見ていると94ミドル抜けが試練のようです。
>ドル円日足、日足はちょっとチャート壊れ気味ですね(笑)。一応遅行線好転継続、V波形成とはなってますが、ちょっと安定してないですね。
>MA34が一直線さがサポートとしては効きやすい場合が多いんですが、逆にここを割れると一気に弱含み転換となってしまうかもしれません。
ドル円月足、上値前月越えするも、下落進行、慌てて戻したという感じです。
ドル円週足、先月持合の下限、転換線を割り込むも、かろうじて転換線上で終了。遅行線は好転維持。ここから雲の下に抜けていくか、はたまた再度上昇か?
RSIも50で終了しているので、判断不能。
ドル円日足、これも先週書いた通りの展開。しかし、流れが急でチャートが落ち着いてないので、来週は雲を中心に遅行線、実線がどちらに抜けて行こうとしているのかを観察。
ユーロ円総評
>ガマ口がちょうど閉まってしまいましたが、上髭陽線で塞いでます。
>先週も書きましたが、ここからは逆に124.3割れを注目したい所です。日足MA13&34がスワンを描くかどうかですね。
>ちなみに、ユーロドルなんかを見ると、こりゃ下落加速カウントダウンだと見えたりするんですが、その場合ユーロ円はどうなるのか?
>ドル円の爆上げが無い限りはユーロ円主導でクロス円下落なんてシナリオもありうるような気もしますね。
問題は、ここから先ですね。
正直、中期的にはまだ落ちるような気がしてます。
その為には、ユーロ、ドルの利上げが相当先となりそうだと言う前提が必要ですので、次はやはりドルの下落が必須となります。
そう考えると、今回はセーリングクライマックスの序曲でしか無いと言えますが、どうでしょう。