>ファンダ的には雇用統計サプライズで持ち合いを上抜けた感がありますが、立ち上がりは勢い良かったものの、その後の上値を追う感じでは無く、月曜続伸するかどうかは微妙な感じです。
先週は週足陰線、先々週の上昇を吐き出す言って来いの展開になりました。
まあ、前から書いてたように日柄的には調整間近というのはチャート的に見えてましたので、この調整下落は想定の範囲内ですが、次週は、この下落がどこまで押すのか?...を確認する週となりそうです。
ユーロ円終値134.7x
月足
>①RSI(設定14)のレジスタンスラインが中勢反落ポイントとなる可能性を注意。
>③、①のライン到達はもう少し先になりそうです。
>④月足的にはやはりまずは一目基準線、雲の下限辺りが、射程範囲か?
>⑤今月の月足到達可能レンジは基準線、転換線の間と予測。
>さて、月足的には基準線が射程範囲に入りました。
>来週一気に基準線つけにいくのか、はたまたもう少し揉みあうのか、あまりポジエントリーを焦らずに、ここは勢いを見>ながら基準線付けに行く所を狙うのか、基準線付けた後の反落を狙うのか...考えて行きたいと思います。
月足的には、かなり乖離している基準線と転換線の間に入り込んでしまいましたので、月間レベルで上下にブレる展開が継続するかと思います。
すでに米ドルの年内金利上昇期待も出てきたようですが、この期待の強弱間、或いは、過度の期待感から失望....と言った金融心理学的な値動きと言えばよいでしょうか?
週足
>一方で来週始値からすると雲の上限が射程範囲に入りますが、月足基準線がその前に控えてますので、週足雲の>上限攻めはもう少し後かもしれません。
先週はほぼ先々週の上昇を吐き出す行って来いの展開。
相変わらず気になるのは、今週から始まった基準線の上昇。
今週から数週間で基準線転換線の乖離解消の値動きとなると予測されますが、値位置の転換線割れの場合は、基準線と雲の下限がほぼ同値となる事から、基準線までの間でロング仕込み所模索の好機か?
移動平均線で言えば、34週移動平均線はもう少し上で129円台。
4月~5月初旬にかけての陽線以来、34週移動平均線割れは起こしてない為、移動平均線的にはやはりここもロング仕込み所でしょうか?
先週上げた平行トレンドライン的にもサポートラインは34週移動平均線とほぼ重なってますので、下値としてはこのあたりかと。
日足
>しかし、日足トレンドラインの他はちょっと手がかりが見当たりません。
>上昇加速するのか、調整下落するのか......その辺はもう少し見ないとわからないようです。
先週は陰線引けとなった訳ですが、水曜木曜あたりの値動きは結構わかりづらい展開でした。
ここの所、下げも上げも一本調子が続かないというのが悩みの種ですね。
さて、先週金曜は転換線からガッツリと下げましたが、雲の上限とほぼ同値の基準線には届かず、34日移動平均線でサポートされたようです。
いまだ13&34日移動平均線ががま口開けてますので、このまま急落していくとは思えませんが、まずはがま口が閉まるのを見届けたい所。
逆に上昇、再度13日移動平均線に乗せてくようなら、スワン示現で強い上昇波に転換する可能性も在りか?
基本的に移動平均線でがま口開けた時には、がま口閉まるまでは下落継続確定にはなりませんので、安易なショートは危険。反対に、がま口閉まる前に再度上昇、始値ベースで上の移動平均線に乗った場合はスワン示現で上昇継続...という値動きのパターンになる場合が非常に多いので、ここが注目ポイントかと。
ここまで。
正直、今週も反転上昇なのか、下落継続なのか?....はよくわからない週末値位置となりました。
すでに米金利上昇期待が膨らんでいる事を考えると、ロングスパンでは円安バイアスが段々と強まると予測されますが、未だ経済指標下げ止まり程度の回復時期だと考えると、まだ強い下押しが発生する可能性は高いと思います。
今回の下押しがどこまで行くのか?.....ロング仕込みの好機を探したいと思います。
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